Furuta横山光輝の世界

                                 2001年 光プロ

         ■鉄人28号

 
 鉄人28号/昭和31年、科学探偵まんが「鉄人28号」は雑誌「少年」のふろくとして発表され、たちまち子供たちの人気を獲得。昭和38年にはロボットアニメとして「鉄腕アトム」に続きTVアニメ化される。
 造形師、足立和博氏による鉄人は、原作版に忠実に再現されている。現在多くのロボットはマッチョ体系をしており、そこから強さを醸し出している。
 しかし足立氏による鉄人はそこを否定し、あえて寸胴なレトロタイプの造型だ。これは横山光輝氏のラインを忠実に拾った結果だといえ、原作版鉄人の決定版といえよう。

         ■鉄人28号

 
 鉄人28号/昭和31年、科学探偵まんが「鉄人28号」は雑誌「少年」のふろくとして発表され、たちまち子供たちの人気を獲得。昭和38年にはロボットアニメとして「鉄腕アトム」に続きTVアニメ化される。
 造形師、足立和博氏による鉄人は、原作版に忠実に再現されている。現在多くのロボットはマッチョ体系をしており、そこから強さを醸し出している。
 しかし足立氏による鉄人はそこを否定し、あえて寸胴なレトロタイプの造型だ。これは横山光輝氏のラインを忠実に拾った結果だといえ、原作版鉄人の決定版といえよう。

■「鉄人28号」より、鉄人28号対モンスター

 
 鉄人28号/昭和31年、科学探偵まんが「鉄人28号」は雑誌「少年」のふろくとして発表され、たちまち子供たちの人気を獲得。昭和38年にはロボットアニメとして「鉄腕アトム」に続きTVアニメ化される。
 鉄人に襲いかかるモンスター。これは秋田書店版「鉄人28号」第6巻の表紙を立体にした物だ。鉄人にはさまざまなライバル・ロボットがいるが、モンスターはその得体の知れない風貌から無気味さはピカイチ。鉄人のロケット噴射の造形もあわせてお楽しみ頂きたい。
 ■「鉄人28号」よりブラックオックス

 
 鉄人28号/昭和31年、科学探偵まんが「鉄人28号」は雑誌「少年」のふろくとして発表され、たちまち子供たちの人気を獲得。昭和38年にはロボットアニメとして「鉄腕アトム」に続きTVアニメ化される。
 鉄人28号のライバル・ロボットの中で人気ナンバーワンなのがこのブラックオックスだ。不乱拳博士によって製作されたこのロボットは、鉄人と拮抗する能力を持つ。

      ■ジャイアントロボ

 
 ジャイアントロボ/昭和40年「少年サンデー」にて連載開始。第一部ではロボの誕生からGR2との戦い、続く第二部では飛行ロボットGR3との戦い、最後の第三部では巨大エイとの海底での戦いが描かれた。
 鉄人28号に続き横山ロボットとして抜群の人気なのがこのジャイアントロボだ。実はこれはシークレット扱いにする予定だったが、完成品を見て急遽公開することにした。その理由はあまりにもロボの出来がいい為で、広く皆さんに可愛がってもらいたいからである。ジオラマは第一部の登場シーンである。

     ■バビル二世

 
 昭和46年より少年チャンピオン(秋田書店刊)に連載開始。外伝として48年、月刊チャンピオンに「恐怖の予言の巻」、さらに52年には続編として「その名は101」が連載される。
 秋田書店版「バビル二世」の表紙からの立体化である。これはバビル二世が抜群にカッコイイ、イラストなので絶対に立体にしたかった。造形の足立氏にそのことを相談すると、「僕もやりたかった」と偶然にも同じ意見であった。
   ■「バビル二世」よりポセイドン

 
 昭和46年より少年チャンピオン(秋田書店刊)に連載開始。外伝として48年、月刊チャンピオンに「恐怖の予言の巻」、さらに52年には続編として「その名は101」が連載される。
 ポセイドンは海のロボットである。過去「ジャイアントロボ」でも海のロボットGR2が登場しており、それぞれの開発コンセプトは同じである。絶対に壊れない頑固な作りで、101にも登場する。ポセイドンとは呼ばれていないが、OVA「ジャイアントロボ・世界が静止する日」でちらりと姿を見せている。

    ■「マーズ」よりガイアー

 
 昭和52年より「少年チャンピオン」に連載。マーズという不思議な少年は一体何者なのか?またマーズの抹殺を狙う六神体の目的は?ガイアーはマーズを守るロボットなのだが、実はとんでもない秘密が隠されていた。マーズを守護するロボット。
    ■仮面の忍者・赤影

 人気忍者漫画「伊賀の影丸」に続き少年サンデーに昭和41年から連載されたのが「飛騨の赤影」後の「仮面の忍者赤影」だ。この作品は42年、東映によってTV化された。
 本シリーズロボットをメインに展開しているが、やはり赤影は別格としてのフィギュア化だ。現在まで続く忍者ブームの原動力となったのはこの赤影で、この作品抜きにして忍者ブームは語れないだろう。
 当初ベースが大きすぎて箱に入らず、唯一原型を修正した作品である。

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